eluではどんなモノを売るのがオススメですか?
eluで売れるものの特徴
eluはデジタルデータのマーケットプレイスです。デジタルのデータを、どこよりもかんたんに、早く売れることを目指しています。
しかし「デジタルデータと言われてもどんなものを売ればいいのかわからない・・・」という人も多いのではないでしょうか。そこで、このページでは「こういうものを売ると売れやすい」というヒントをご紹介したいと思います。
何か売ってみたい!けど何を売ったらいいのかわからない!というクリエイターさんの参考になれば幸いです。
少数の人だけが欲しいと思うような作品
まず、一番シンプルに「完成しているイラストや写真、動画、音声」などはもっとも王道の商品です。
インターネットが普及してから、デジタルのコンテンツの多くは無料で見られるもの、という認識が広がりました。これは裾野を広げる素晴らしい流れな一方で、クリエイターへ収益が入るためには、多くの人に見られて広告費が入るか、知名度を上げて仕事を取る、という形を取ることになります。
しかし、世の中には10人しか欲しいと思わないかもしれないが、10人は1万円を払いたいと思うという作品もたくさんあります。eluで売るとしたら、数多くは売れないけど、数人でも喜んでくれるようなものを作って販売するのがオススメです。
今まではそういう作品を作っても、あまり注目も浴びないし、お金にもなりませんでした。eluでは、そういう作品が10人に売れることで、クリエイターさんの活動を加速させたいと思っています。
もちろん、創作活動において、お金は重要じゃない、お客さんが喜んでもらえるのが何より嬉しい、というクリエイターさんは多いと思うのですが、それでも、お金が入ることによって、クリエイティブに割ける予算と時間は増えるわけです。
プロセスで生まれるもの
eluは、完成形だけを売るのではなくて、作品を作る上で出てきた、普段は売らないものを売る、ということにも適しています。
例えば、写真を撮られるアイドルの方であれば「オフショット」や、「ボツになった写真」などは人気の高い作品です。マネージャーの方が撮った、撮影中のちょっとした動画、などはファンの方にはとても嬉しいものになります。
イラストレーターの方だったら、ラフ絵などは人気のコンテンツです。走り書きしたものは、一般公開するには適さないかも知れませんが、熱狂的なファンの方には嬉しい作品になります。
声優さんだったら、練習の音声を売る、ライターさんだったら、編集前、赤入れ途中の原稿を売る、なども喜ばれます。Before After的に、完成する前のものを見て比較したい、という人もいます。
プロセスで生まれるものを売るとオススメの理由としては、今、「完成形は無料、もしくは手の届きやすい価格で届ける」というのが一般的になっているからです。クオリティの高い動画もYouTubeで無料で見れますし、絵はpixivで見れます。
今まで無料でクリエイターさんが出していたものを有料にすると、ファンからの反発や、「金儲けかよ」などと強い批判が来ることを恐れる方も多いのではないでしょうか。
しかし、完成形は今まで通り無料だったり、安い値段で売りつつ、それまでのプロセスで生まれたものを、ファンサービスとして値付けをして売る、という形であれば、どの層のファンにも嬉しい状態になります。
そして、むしろ「プロセスで生まれたものなどで収益が発生するので、完成形が安く、もしくは無料で提供できる」ということすら起こります。
今までは捨てて、価値がなかった、と思っているようなコンテンツを、ぜひともeluで売ってみてください。
プロセスそのもの
いっそ、プロセスそのものを販売してしまう、という手もあります。
たとえば、何かを作っているプロセスを動画にとっておき、その動画自体を売る、という形です。
現在、完成形のクオリティがすでに高止まりしてしまっていて、どのクリエイターの作品もクオリティが高い、となってしまうことで、競争が厳しくなりすぎていると言われています。たとえば、どの音楽を聞いても演奏力も歌唱力も高く、いい曲であったなら、作品のクオリティがいかに高くても、他の作品と同列に扱われて、埋もれてしまいます。
そこで出てきているのが「プロセスエコノミー」です。プロセスエコノミーとは、プロセス自体を公開していくことで、感情移入をしてもらい、作品に興味を持ってもらう、というマーケティング手法と、プロセスそのものでマネタイズをすることで、予算の革命が起こり、より作品のクオリティをあげらえる、という2つの要素があります。
今までは公開はおろか、販売することなんて考えられなかったあなたのクリエイティブの「プロセス」を、文章や動画、音声にして販売してみてはいかがでしょうか。
その他
いくつか紹介しましたが、他にも、以下のようなアイデアが試されており、売れています。
- 漫画家が、レイヤー情報が入ったpsdファイルを「デジタル原画」として販売
- 絵本作家が、次回作品の構想を練っているスケッチを販売
- 声優が、執事になりきってアラーム用の音声を販売
- 起業家が、事業への熱い思いを動画で販売
デジタルデータはコピーが容易であり、無料が当たり前、という感覚が長くありましたが、現在では、価値を感じる人が増えてきており、様々な作品をeluで売ることが試されています。
まだ多くの人が「実験をしている」という段階ですが、「今までの自分の活動からは信じられないほど、ファンからの応援があり、収益にもなった」という喜びの声も多くいただいています。
ぜひとも、eluを使って、デジタルデータの販売を試してみてください。